先生の想い

未来に残したいギターメソッド『にじいろギター』はこうして生まれた。

幼稚園年少さんというと、
まだ「3歳」なわけです。

 

3歳の男の子が、
一丁前にギターを抱える。
それはそれはなんとも頼もしい姿です。

 

3歳の少年とギターが出会った

 

ある日。3歳の男の子が
恥ずかしそうにお母さんと一緒に
レッスンに来てくれました。

 

緊張の面持ちの裏側には
「ギター弾きたい!」という気持ちが
彼の中に大きくめばえているのが
とっても伝わりました。

 

いくら子供用のギターがあるとはいえ、
3歳の男の子が持つととても大きく見えます。

 

実際とても重く感じることもあると思います。
そりゃそうですよね。
3歳って、まだ生まれてたった3年な訳ですから。

 

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「できない」というイライラ。
「わからない」ストレス。

いくら小さくても、
ちゃんとした意思があって気持ちがある
そういう自ら生まれた「思い」
大事にしたいと心から思っていました。

 

だけれどやはり、すぐにぶつかるのです。
「できない」というイライラ。
「わからない」ストレス。

 

小さければ小さいほど、
そんな気持ちはすぐに表情や態度に表れますから
弾きたい気持ちとの葛藤を
どうほぐしてゆけばいいか頭を悩ませました。

 

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3歳でギターは無理!!

基本ギターはとてもシンプルで簡単な楽器です。
だけど、ピアノのように「ド」をポンと押せば
「ド」がなるわけではありません。
左手で弦を押さえ、右手で弦を弾かなければなりません。

 

右左がちゃんとわかるようになるのなんて、
まだ3歳では無理です。
数字もアルファベットも、
ひらがなも読めないお子さんがほとんどです。
数を数えるのも一苦労です。

 

こんな難関ばかりでは「ギター弾きたい!」という思いが
どんどん薄れていってしまう。
楽しくなくなってしまう。
それではせっかくの「思い」を大事にしたいとおもっても、
無理だと思いました。

 

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そして希望の光を見つけた

 

どうしたら3歳の彼に楽しく簡単に
わかりやすくレッスンできるだろう??

 

そう考えているとき、ふと買い置きしてあった
「色のついた弦」が目に入ったのです。
それは自分が演奏するステージ用に買ってあったものでした。

 

これはもしかしたら、わかりやすいかもしれない!

 

関連記事:【にじいろギター】なぜ色のついた弦をつかうのですか?

How to use 『色のついた弦』

 

初めはわかりやすいように、
実際に弾く2弦だけを「緑色」に変えてあげました。

 

そうすると、「右手(弾く方)」「左手(押さえる方)」
両方が緑をしっかり押さえられるようになり、
複雑なことがどんどんシンプルになりました。

 

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「色×数字」

 

ギターの楽譜はドレミではなく
「1弦3フレット」という風に数字を使って表すのが一般的。

 

2つの数字を同時に使うことが
子供にとってとても難しいんです。

 

さらにギターの弦の「1弦」は、
自分から見て近い方の弦なのか?
それとも遠い方の弦なのか?
これは大人でもわからなくなってしまうのです。

 

でも、色のついた弦を使うことで「緑の3フレット」
という風に数字は1つしかでてきません。

 

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「弾けた!」「できた!」「やったー!」

これからの言葉が自信となり、
彼の「思い」をどんどん育てていった。

 

今ではもう色のついた弦でなくても弾けます。
体もどんどん大きくなり、集中力も体力も思考能力も
どんどん伸びて大人顔負けのプレーをみせてくれます。

 

はじめは誰もが難しいとかんじるもの。
でも、私のレッスンでは「小さな成功体験」を積み重ねていくことが、
なにより大切だと考えています。

 

これはお子さんだけでなく、大人の方にもとても好評で
今ではたくさんの生徒さんが
この「色のついた弦」を使ってレッスンするようになりました。

 

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にじいろギターと名付けました。

 

あるときカラフルになったギターをみて
「虹みたい!」といった子供さんの言葉から

と名付け、今ではオリジナルメソッドとしてみんなで楽しんでいます。

 

ただ「弦をかえるだけ」それだけで、
どれほどギターがシンプルになるでしょう!?
ギター弾いて見たい!そんな「思い」がもし芽生えているなら、
どうぞあなたの大切なギターも「にじいろ」にしてみてください。

 

きっとすぐその先に、たくさんの
「弾けた!」「できた!」「やったー!」
が待っています!

 

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ABOUT ME
ichi
大阪生まれ。 AN MUSIC SCHOOLを特待生で卒業後、渡米。 バークリー音楽大学で作編曲を学ぶ。 現在は自身の演奏活動を中心に コンサート、ツアー、レコーディングの サポートなどを行う。 音楽出版社 エー・ティー・エヌ より 「ソウル/ファンク/ポップス スタンダード・ソングブック Vol.1」 「ソウル/ファンク/フュージョン スタンダード・ブック Vol.1」 2 冊を出版。 エフェクター・ブランド【BOOROCKS】と エンドースメント契約を結んでいる ギターレッスン分野のギネス記録樹立 加茂フミヨシ氏考案の練習法 「R.A.S.式ピッ キング®」公認インストラクター